小説を読みに行く

アンカーはネズミの中―理帆のゆうれい事件簿―

小説を読みに行く

本記事の目次

1,小説を読みに行く
1-2,ちょっとした茶番
1-3,今回の『小説を読みに行く』の依頼主は葉味山ゆかりさん
2-4,感想及び講評
2-5,あとがき

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ちょっとした茶番




オコ
オコ
小説を読みに行く第4弾目のリリースですね!

オコ
橋本の頭の中に住んでいるオコジョ。

常に、橋本の味方。

橋本利一
橋本利一
もう、4作も読んだのかあ。
無料だと素人の小説は読む気がしないのに、有料だとサクッと読んでしまう。
やっぱり、有料サービスとしてきちんとやったほうがいいね。

橋本利一
インフルエンサーノベリストを名乗る小説家。
高品質な小説を書くためのお手伝い!

オコ
オコ
橋本は自分の小説が一番面白いと思っています。
どんな名作であれ、やっぱり自分で書いたものが馴染む。
そういう思想の持ち主です。
橋本利一
橋本利一
だからといって、延々と自分の小説ばかり読んでいても、自分しか救われない。
おまけに、金銭が発生しないので、自分さえも救われないという事実に気づいてしまったんだ。
オコ
オコ
まずは、自分が救われるためにお金を貰って小説を読みに行く。
感想を書いて著者の筆力向上に寄与すれば、相手も救われるという仕組みですね。
橋本利一
橋本利一
今まで書いてきた『小説を読みに行く』の感想はこちら!
『小説を読みに行く』ハートフルデイズ~猫と子供と核爆弾~この子供、卑し系 ちょっとした茶番 橋本利一 インフルエンサーノベリストを名乗る小説家。 カクヨム作品を初めて読んだ...
精霊と共に地に満ちよ、竜と共に空を駆けよ――そして〝知識〟は人へと宿る――小説を読みに行く! ちょっとした茶番 オコ 橋本の頭の中に住んでいるオコジョ。 2か月ぶりに起動した ...
オコ
オコ
匿名でサービスを受けた人もいるので、公開している感想はこちらの2作品です。
橋本利一
橋本利一
なかなか、良い感想に仕上がっていると思う。
依頼者も満足していたし、良い仕事ができたかなあと思うよ。
オコ
オコ
インフルエンサーノベリストでは、『小説を読みに行く』を始めとしたサービスの新規募集をしております。
橋本利一
橋本利一
詳細は下記リンクに載せているのでチェックしてみてね!
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小説を読みに行く

・定価は4,980円(税込)
・必ず購入前に@hassiy2のDMにてご相談ください。
・文字数は最大でも5万字程度とさせて頂き、ストーリーのキリが良いところまでとします。(概ね第1章まで)
・どうしても、最後まで読んで欲しいという方は別途特別料金で検討します。
・購入者が多い場合はサービスの提供までに時間がかかることがあります。
最新の予約状況をご確認ください。
・自己都合による返金は承っておりません。
(橋本利一が読めなかった場合はご返金いたします)
・販売はブログ内で行います。
・サービス内容として
※1200字以上の感想文と宣伝をブログにて行います。
※希望があれば、小説投稿サイトに簡易的な感想や評価をします。
※ブログでの公開を望まない場合も受け付けます。
※感想はあくまで橋本個人の意見ですが、客観的な立場に立つ加点方式を採用しております。

オコ
オコ
ネットに投稿すれば必ず小説が読まれるわけじゃありません。
誹謗中傷されて心が折れたり、面白かったよという毒にも薬にもならない感想だけを言われることのほうが多かったりするんです。
橋本利一
橋本利一
僕も誰もが認める、素晴らしい感想を書けるわけじゃないけど、創作をしている人の気持ちは分かるし、心の痛みも分かるよ。
作品を作る人は繊細な人が多いからね。
そういう人たちが救われるような、言葉を贈れればいいなと思っている。
オコ
オコ
4,980円という金額は技術を安売りしないという橋本の信念から弾き出された数値です。
橋本もこれから成長していく予定ですので、この価格は上がっていくことでしょう。
故に、今の内にサービスを使っておくことをおすすめしますよ。

今回の『小説を読みに行く』の依頼主は葉味山ゆかりさん




橋本利一
橋本利一
よく、いいねやリプライをくれるんだよ!
夏頃に依頼があったんだけど、僕のメンタリティが死にかけていたもんだから年明けになってしまった。

葉味山ゆかりさんのTwitterはこちら!

オコ
オコ
葉味山さんは電撃小説大賞1次選考通過実績のある新進気鋭の小説家志望さんです。
橋本利一
橋本利一
僕は容赦なく1次落ちだったからねえ。
葉味山さんの方が物書きの素質は上かもしれん。
オコ
オコ
そんな葉味山さんの依頼作がこちらです。

アンカーはネズミの中―理帆のゆうれい事件簿―

橋本利一
橋本利一
サクッと読んできてから、僕の感想や講評を読むと学びが深いと思う。
オコ
オコ
「小説を読みに行く」はこの記事を読みに来ているあなたにも、学びを授けるサービスです。
この機会に是非とも有効活用しちゃってください!

感想及び講評




 橋本はどうしても、悪文というものが苦手だ。作者の意図が分からない上に、まどろっこしいストーリー展開上必要の無い文章が延々と続く作品は、文学の参入障壁を高くし続けていると思う。文学というのは神聖かつ、崇高なものであり、凡人を難解な文章を書くことによって阻み続けているという話をどこかのお偉い大学教授の先生が書いた本に載っていたが、ええい、そんなの単なる自己満足に過ぎんじゃねえか! とえらく憤慨したことを思い出した。個人的に悪文だと思うのはドストエフスキーとかかな。ありゃあ、悪文というより、翻訳者の問題かもしれないが、何が言いたいのかイマイチ分からんし、核心を早う出せと読みながら思っていて疲れてくるのは橋本だけだろうか。

 さて、橋本の悪文に関する感情はこの辺にしておいて、葉味山ゆかり氏『アンカーはネズミの中―理帆のゆうれい事件簿―』の感想と講評に入ろう。前段で、悪文の話を持ち出したのは、葉味山氏の文体が読みやすいということを伝えたかったからだ。すらりすらりと違和感を感じることなく流れる言葉たちは、じんわりと脳みそに染み渡るようである。本書は児童文学というジャンルを目指しているのだと思うが、この読みやすさは日本語の勉強を始めた子どもたちに本能的なインスピレーションを与えるツールになる。無論、読みやすくない文章であっても小説家になることは可能であり、読みやすい文章を書くことが小説家の絶対条件ではない。しかし、児童文学やライトノベルといった小学生から高校生をターゲットとする日本語が未熟な者たちに与える言葉は、やはり端的で誰が読んでも分かるというポイントは抑えておくべきだろう。本著が電撃小説大賞の1次選考を通過した最大の理由は、この読みやすさにあると橋本は考えている。小説投稿サイトに掲載されている作品を読んでいると分かるのだが、うわあ、この小説読みやすいよ。すらすらと一気に最後まで読めちゃったという作品はほとんどない。それは連載小説であるため、毎度毎度作者が文章の連鎖を断ち切るからでもあり、単純に小説投稿サイトの作品を読んで、小説を書いている粗製濫造が行われているからというのもある。

 電撃小説大賞を始めとした小説新人賞に応募してくる作品の大多数がこういう小説なのだろうというのは、おおよそ見当が付く。読んでいて、全く頭に入ってこない作品を1次選考通過させると思うだろうか? おまけに、電撃小説大賞のように応募総数が凄まじい新人賞においては、一人の下読みが受け持つ応募原稿は増加するだろう。概ね20作品くらいを一人で読むとすれば、読みやすいしストーリーがしっかりと頭の中に入ってくるというだけで、通過させる要因になる。一応、電撃小説大賞は全部目を通しているという話であるが、人間のやることだ、数ページ読んでよく分からなかったらゴミ箱に入れてしまっても、誰にも非難されることはないだろう。

 読みやすさという点について論じてきたが、ここで本著のあらすじを簡単にまとめておこう。

 小6の霊感少女・理帆は、オレンジのネズミが潜む文集を見つける。
 文集は幽霊で、中身はリレー小説。
 ネズミの手を握ると、そのリレー小説の世界に入ることができた。
 物語を最後まで読みたい理帆は、クラスメイトの朋貴と拓弥を連れて、リレー小説の秘密を探る。
 しかし、最後まで読むには大きな壁があった……。
 リレー小説は最後まで読めるのか? 理帆は、朋貴の想いに気付くのか?
 ネズミ入りの文集を巡る、オカルト青春アドベンチャーが始まる――。

 気になった人は是非とも本編を読みに行ってほしい。鮮烈な心情描写は見習うべき点がたくさんあると言えよう。小学生という未成熟ながら、多感な年頃の心理を丁寧に描き出しているのは実に見事である。この心理描写だけでも読者の関心を引き寄せるし、読みやすさと相まって、ページを捲らせる力にもなるだろう。
さて、葉味山氏の武器となる伸ばすべきポイントを挙げてきたが、本著は残念ながら電撃小説大賞の2次選考で落選し、他の新人賞においては1次選考通過にならなかったという話を聞いた。商品化しても良いレベルまで達していなかったというのも、また事実である。葉味山氏が今後どのようなことに留意し、執筆を進めていくか、その指針を示せればと思う。

・冒頭部
・情景描写
・客観視する能力
・目指すべき進路

・冒頭部

 出だしというのは最も多くの読者が目にする箇所であり、最も多くの読者が物語から離脱するポイントである。無名の新人にとって、読者に面白さをアピールできるのは冒頭の数行しかない。ここで、心惹かれなければ、後半がどんなに面白くとも本は閉じられてしまう。本著には序幕が存在しない。冒頭からすぐに、本編のキーになる主人公の視線が入ってくる。読者は主人公の理帆ではないから、視点を合わせるのにかなりの時間を要してしまう。そこで、冒頭部に何かを配置したほうが良い。読者を物語に誘い込むワンシーンが欲しい。そのワンシーンでは霊能力が当たり前に存在するこの世界の説明を挿入する。クラスメイトや先生たちが理帆や理帆の母親の能力をそっくりと受け入れているというのは、異世界やファンタジーという箱を利用しないと、現実の読者に受け入れられるのは難しいと思う。そうなると、序幕のワンシーンのみで世界観や読者を引き込む魅力的な描写を書き込むのは結構骨が折れると思う。個人的には終盤のホラー的な山場を序幕に据えても良いと思う。あのくらいの衝撃が序盤から欲しい。
ポイント
→世界観を現実から切り離す、もしくは現実の中でごく僅か非日常を散らす。
→序幕を設けて読者を物語に引き込む。
→ホラー的な山場をあえて序盤に持ってくる。

・情景描写
 心理描写は突出して優れているが、その分情景描写が埋没してしまっている。情景描写が全くないわけではないが、心理描写と比較してしまうと歴然とした差を感じてしまう。児童文学やライトノベルは挿絵が入るので、情景描写はおざなりでもいいよという物書きは結構多いのだが、橋本はこちらも丁寧に書き込むべきだと思う。読者である子どもたちがどんな風景なんだろうと想像させるのが情景描写だ。心理描写は共感を呼ぶが、情景描写は想像力を掻き立てるわくわく感がたまらないはず。ハリー・ポッターは高品質な情景描写の連続。ああいう感性があれば、正直挿絵なんていらないとさえ思ってしまう。日頃から周囲を徹底的に観察しておくと、良きかな。
ポイント
→心理描写の水準は高い、情景描写とのバランスを取れると神。

・客観視する能力
 本著は全て一人称で書かれているが、児童文学やライトノベルを書くのであれば三人称的一人称にもトライしてほしい。特に、ライトノベルはキャラクターが命だったりする。一人称はどうしても主人公の心の中にカメラが落ちていってしまうので、キャラクターの造形が浮かびにくかったりするのだ。まあ、イラストでカバーできるのだけれども、橋本はあくまでイラストは添え物だと思っているので、客観視は大事。本著で言えば、ニシトに視点が移った時は三人称的一人称で書いた方が良いと思う。読者は主人公である理帆の目になっているのだから、この場には理帆はいないけれども、理帆の目の延長線上ですよーという位置づけは欲しい。ただし、あえて一人称で、視点を変えている小説家もいる。しかし、そのギミックが上手くいっている小説家に橋本は未だ出会ったことがない。
ポイント
→客観視する能力はキャラクターの個性を引き立たせる。
→読者の目は理帆の目。

・目指すべき進路
 本著は児童文学と言うべきなのだろうか。まあ、電撃小説大賞の1次選考を通過しているので、ライトノベルであるとも言える。しかし、読んでみるとホラー小説でも読めるし、心理を独白した純文学的な要素もある。葉味山氏が色々やりたいことや好きなことが随所に浮かび上がっているのが、作品からは読み取れた。さて、葉味山氏は何処へ行きたいのだろうか?
 この質問は橋本にされても結構困る。自分はライトノベルから出発して、ライトノベル作家になりたくて、小説を書き続けてきたが、今では純文学やエンターテイメントやミステリーと何でもござれという感じで執筆を続けている。橋本の場合はこんな小説が書きたいではなく、例えば電撃小説大賞の〆切があり、電撃文庫で作品が出るならどんな作品を書けばいいかという所から出発している。新人賞の傾向に合わせて、文体や語り口や人称や主人公を変えている。
 しかしながら、全方位に作品を投げつけるというのは、些か大変であるし、難しい。ライトノベルを書いていて、次は純文学の〆切があるよなんて日には、自分の思考を純文学モードに切り替えるだけで精神が摩耗する。葉味山氏、それはメンタリティに良くないと、メンタルを病んでいる橋本から申し上げておこう。葉味山文学は今後どのように発展して行きたい? 児童文学、ライトノベル、ホラー、ミステリー、青春。この辺になら、すぐにでも手が届きそう。まずは、自分の好きなジャンルから地固めをしていくと良い。コテコテの王道を書くのだ。本著であれば、児童文学に徹するのなら、霊能力やホラー要素を排除し、リレー小説を巡る三人の少年少女の心の葛藤を瑞々しいタッチで描くとかかな。こんなのよくある話、ありふれているよと言われるかもしれないけれど、臥薪嘗胆。王道を攻めよ。それが基礎だから、基礎ならずして応用はない。まあ、小説投稿サイトには個性という名の無個性に満ちた作品が多いからねえ。自分が一番捻くれている、クレイジーな物語を書いているんだという主張が強すぎるよねえ。(遠い目)
 まあ、他人のことは言えない。橋本もかつてはそんな物書きだったから。でも、15年も書いていると分かってくるんですなあ。むしろ、15年も経たないと分からなかったのかよというほど、橋本には才能がなかったりする。
ポイント
→葉味山文学の行き先は?
→王道を書け、基礎固めをしろ、個性を出した応用は100万年早い。
(自戒の意味も含みます……トホホ)

 そんなわけで、感想と講評はこんな感じで。いやあ、書きすぎてしまった。でも、小説投稿サイトやら小説講座やら文芸サークルやら、色々顔を出したけど、ここまで書いてくれる人はいなかった。他にいないのであれば、良いサービスになるんじゃないかなと思ってやっているけど、橋本的には上々な仕上がりだと思う。例の如く、この感想や講評はあくまで橋本個人の見解であり、出版社や世間の皆様とは異なった解釈をしている場合があります。全てを鵜呑みにするのではなく、ふうんこんな意見もあるのだなあと今後の創作活動に役立てて頂ければ幸いでございます。

あとがき




オコ
オコ
書きすぎイイイ!
橋本利一
橋本利一
この緻密かつ、繊細な分析能力こそが我がインフルエンサーノベリストのサービスなのである。
大手出版社や既存の小説教えますを生業にしている同業者よりも、抜きん出ているだろう?
オコ
オコ
洞察能力は流石だと思いますが、橋本の消耗が結構激しいですねえ。
やはり、インフルエンサーノベリストというブランドを育てて、高価格でも依頼がくるような仕組みを作ったほうがいいですね。
橋本利一
橋本利一
小説書くのも楽しいけど、こういうサービスを作るのも楽しいね。
こっちはお金になるし、良い感じで仕事がくれば僕のスキルも生かせるしなあ。
オコ
オコ
大学時代は「働きたくない、僕は小説家なんだ!」と主張して、フリーターという修羅の道を歩みましたが、変わりましたね。
橋本利一
橋本利一
今でも、働きたくないと思っているよ。
やっぱり、自分がどういう場所に立つかが一番大事なんだと思う。
僕は人に雇われて、興味の無い仕事をやらされるのがストレスになる。
あとは、人間関係ね。
どんなに人間的に優れている人でも、雇用という鎖に縛られて付き合うと碌なことにならないなって思った。
パソコンに向かって黙々と作業している方が楽だなあって。
オコ
オコ
コミュ障ってやつですね。
でも、今はインターネットがありますからね。
画面越しならば、橋本も普通に誰かとコミュニケーションを取れます。
インフルエンサーの皆さんは、コミュ障ガチ勢の人が多い印象です。
橋本利一
橋本利一
僕もそんなポジションを取って行きたい。
だから、こうして少しずつ皆さんにサービスを提供しているんだ!
オコ
オコ
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橋本利一
橋本利一
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