物書きについて

小説を書く時間を確保する方法

時間がないということを考えてみる

ちょっとした茶番

橋本利一
橋本利一
どうしたんだいオコ?
いつも困った顔をしているのは僕の役目のはずなんだけれど。

橋本利一
インフルエンサーノベリストを名乗る小説家。
最近電撃大賞の原稿を仕上げて、調子に乗っている。

オコ
オコ
私だって、困った顔をすることはありますよ。
全知全能の神様ではないですからね。

オコ
橋本の頭の中に住んでいるオコジョ。
甲高い特徴的な声で物語を語り聴かせる。
電撃大賞の原稿の出来にイチャモンを付けるのが仕事。

橋本利一
橋本利一
そりゃあ、そうだろうさ。
だから、こうして相談に乗ってあげているんだろう?
オコ
オコ
橋本は優しいんですね。
ええっとですね、
実家の母親にお見合いを勧められているんですよ。
橋本利一
橋本利一
オコジョもお見合いするんだ。
オコは物知りだし、
体型もスリムだし、
喋るのも上手いから、
女の子も引く手数多じゃないの?
オコ
オコ
橋本はそう言ってくれますが、
私は普通のオコジョと明らかに違いますからね。
喋ったりしないし、人間の頭の中にある森に住んでいたりしません。
私が微笑みを浮かべながら、女の子に近づくと、
きゃあ、変態と逃げられるのです。
橋本利一
橋本利一
お尻触ったりしたからじゃないの?
オコ
オコ
触ってませんよ。
人間の言葉を喋る私は、常識のあるオコジョからすれば
変な態度を取っているオコジョに映るわけです。
だから、私は変態なんですよ。
橋本利一
橋本利一
そりゃあ、難儀だねえ。
お母さんも心配するわけだ。
オコ
オコ
孫の顔が見たいとうるさいわけです。
オコジョの顔なんて、みんな似通っているし、
多産なので、兄弟姉妹に期待をすればいいではないか。
と思うのですが、母親なりに心配してくれているのかもしれません。
橋本利一
橋本利一
人間みたいな悩みだなあ。
僕もお見合いじゃないけれど、女の子と出会いたいなあと思うよ。
オコ
オコ
橋本は、太っちょで、
頭が悪くて、喋るのが下手くそですからねえ。
女の子もドン引きですね。
橋本利一
橋本利一
(๑Ŏ﹏Ŏ๑)₊
オコのことは褒めたのに、橋本のことは褒めないオコは、
とても酷いよー。
オコ
オコ
脚色ではなく、真実を述べたまでですからね。
まあ、出会いたいのならば、努力はする必要はありますよ。
ペアーズとか登録してみるといいんじゃないですか?
橋本利一
橋本利一
ペアーズ?
オコ
オコ
マッチングアプリってやつですね。
お互いにいいねをされるとメッセージがやりとりできます。
橋本利一
橋本利一
でも、マッチングアプリって怖くない?
相手がどんな人か分からないし、高額請求とかも……。
オコ
オコ
ペアーズはFacebookと連携して登録するので安心ですよ。
女性は無料で利用できますし、男性も月額の明瞭会計で利用できます。
呑み会1回くらいの値段でサクッと出会えるんです。
橋本利一
橋本利一
どのくらいで出会えるものなの?
オコ
オコ
まあ、1ヶ月もあれば出会えるらしいですよ。
出会えたら退会してもいいですからね。
お試しで、一ヶ月登録してみるといいんじゃないですか?
橋本利一
橋本利一
そうだねえ。なんでも、挑戦だからやってみるよ。
オコもマッチングアプリ使ったら?
オコ
オコ
人間の女の子にはドキドキしないので、
遠慮しておきますw

どうして、時間がないのか?

オコ
オコ
いやあ、よくぞ電撃大賞の原稿書き上げましたね。
橋本利一
橋本利一
頑張ったよー。
毎日、ちまちま書いてようやく書き上げたんだ。

オコ
オコ
昔は私が叱咤激励しても全然書けなくて、泣いてましたよね。
何度も忸怩たる思いで4月10日を見送ったこともありました。
相当な成長です。
橋本利一
橋本利一
オコのおかげだよ。
君の声が無ければ、僕は小説を書くことを辞めていたかもしれない。
オコ
オコ
私は橋本の頭の中から出ることができないので、
声をかけることしか出来なかったんです。
小説が書きたいけれど、書く時間がない。
電撃大賞なんて間に合わないよーと悩んでいる物書きも大勢いると思います。
そういう人に向けてアドバイスできることはありますか?
橋本利一
橋本利一
もちろんあるよー。
小説を書くための時間を確保する方法をまとめてみたよ。
小説を書くための時間を確保する方法

・ネタは椅子に座って考えない。
・執筆時間をスケジュール帳に書き込んで、確実に執筆する。
・執筆する道具を常に持ち歩く。
・テレビは見ない。
・孤独であることに慣れる。

オコ
オコ
なるほど、
ネタ出しは座ってやらないんですか?
橋本利一
橋本利一
さあ、ネタを考えようとパソコンの前に座っていても、
良いネタなんて出てこないんだよねえ。
橋本はプロットを頭の中で考えるだけど、
ネタを仕込むときやプロット作りは、日常生活の中に落としこんで考えているよ。
人の頭の中は覗けないからね。
仕事中やお風呂に入っているとき、
トイレなんかでも思いつくことはある。
多くの人はメモを取るんだけれど、
橋本は頭の中にネタを貯めていくタイプ。
ネタって、思いついたときは言語化されているとは限らない。
無理に言語化すると、ネタが劣化することもあるから、
言語化は執筆のときに任せている感じかなあ。
オコ
オコ
ふむふむ。
プロットで原稿用紙10枚くらい書いちゃうなんて、無駄だなあと私も思います。
その分、原稿書けるじゃんってね。
ネタやプロットは感覚的な橋本ですが、執筆時間はスケジュール帳で管理しているんですね。
橋本利一
橋本利一
原稿の進行管理を感覚に任せると、
絶対進まない。
橋本は弱い人間だからね。色々なものに誘惑されて負けてしまう。
だから、きちっと時間を切って進行管理をしているんだ。
30分で1DPのペースが現在の標準かな。
オコ
オコ
時間を捉えるのは難しいですよね。
ちょっと休憩が寝転んで、1時間経っていて、うぼあなんてことはよくありますよね。
橋本利一
橋本利一
進行管理のトライアンドエラーだよ。
毎日、毎日、失敗して、繰り返していくうちに時間通りに執筆できるようになると思うよ。
オコ
オコ
執筆する道具を持ち歩く。
原稿用紙でも持ち歩いているんですか?
橋本利一
橋本利一
原稿用紙を持ち歩く物書きは珍しいと思うよw
パソコンを常に持ち歩くのが理想かな。
いつでも、書けるという安心感もあるし、
自分は小説家なんだっていう意識付けにもなるんだ。
橋本はネットに繋がらないように、ポメラを持ち歩いているよ。
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オコ
オコ
これだったら、電車の中とかでも書けますね。
橋本利一
橋本利一
いつでも、どこでも、書けるっていうのが小説家だと思うからねえ。
手放せないアイテムだよ。
オコ
オコ
テレビは見ないですか……。
橋本はテレビ見ないんですか?
橋本利一
橋本利一
テレビって、最大母数を狙って作られているんだよね。
誰が見ても面白い。無難なものが番組になっている。
無難なものが新人賞を突破できると思う?
オコ
オコ
うーん、難しいと思います。
無難なものはもうありふれていますから。
橋本利一
橋本利一
でしょう。だから、見る価値はないし、時間泥棒なんだよ。
テレビ見ている間に原稿が進むことはないからね。
オコ
オコ
橋本は孤独なんですか?
橋本利一
橋本利一
僕は孤独だし、孤独が好きだよ。
友達も数えるほどしかいないからね。
孤独であるからこそ、頭の中にある森に住むオコジョなんていう設定が誕生して、
オコが喋っているわけだし。
オコ
オコ
いやあ、この世界に進出できてよかったなあと思います。
小説を書くのに友達は邪魔ですからね。
一緒にキーボード叩こうなんて美少女が言ってくれれば別だけれど。
橋本利一
橋本利一
なんていう、ラノベだww